アンコ加工の成功法則バッチリ教えます 人気車種250cc編【4位〜6位】

アンコ加工

今回は前回の続きになります、それではおさらいをしてみましょう


みなさん、こんな経験はありませんか?

いろいろ調べて、いざバイクを購入したら…


『 買う前には気がつかなかったけど、このバイク乗りにくいなぁ… 』


こんな結果になってしまったこともあるはずです


初めましてNAN^2です

シート加工はバイクに乗る人によってさまざまです

過去累計70000を超える加工実績を持ち、いま現在も1年で5000ものシートを加工し続けています

その中でもアンコ加工に関しては、業界でも右に出るものはいないんじゃないかと思います

この記事は

お客の要望を第一に考え、最高のシートを作り上げるために日々精進している

私が詳しく解説していきます


でも大丈夫

こうなってしまったときの対処法を教えます

人気車種だからといって乗りやすいとは限りません


ちなみに…


『バイクの購入における決めて』についてのアンケート調査より

【バイク比較.com 調べ】

バイクを買うときに価格以外に重視したポイントは?

の質問に対し

デザイン  55%

安全面   8%

性能面   28%

燃費    9%


という結果が出ています

細かくシートについての記載はないのですが、おそらく性能面にふくまれるのではないかと思います


結論から言うと

すべての車種はアンコ加工をすれば、乗りやすくなります



あとで後悔しないように

また後悔してしまった人も参考にしてみてください


もう一度言います

これを知っておけば大丈夫です


今回参考にしたランキングのデータはwebオートバイの【250ccバイクの人気ランキングTOP10/読者が選んだ2020年ベストモデルを発表!】からになります


それではいってみましょう


今回のランキング以外のシート情報を知りたい人は、下の記事をご覧ください


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人気車種が乗りやすくなるベストなアンコ加工

YAMAHA MT-25(4位) YZF-R25(9位)


 ※この2車種のシートは同一形状の共有パーツになるので解説をまとめます

シートは若干硬い感じはするものの形状も含めて合格点といえます

シート形状はサイドが細身になっているので、170cmぐらいの身長であれば足つきは問題なし

しかしYAMAHA車両特有の前傾斜があるのが気になるところと、リヤシートの積載性が低いことが難点です

それでは改善してみましょう


【アンコの厚み】

座面 最大7.5cm《フロントシート》


【改善方法】

シート自体の厚みは十分あるので、クッション性については問題ありません

しかし、硬さを感じてお尻が痛くなってしまう人は___

ゲルやジェル素材を使用することも方法の一つです



前傾斜があることによって、長時間のライディングがキツいと感じる人は___

アンコ盛りをしてみましょう

シート先端のせり上がり部分を0cmとして座面中央までなだらかにつなげるように最大2cm盛りシートの前傾斜がなくなり、座面が水平に近づきます



やっぱり足つきが気になる人は___

バランスよくアンコを抜くことをオススメします

座面、サイドともに2cm抜き→シート後方にいくにつれて薄くなるので、えぐるような抜き方になってしまう

サイドがもともと細身なので、抜きすぎると座面幅が広くなるので注意しましょう


乗る人によって、さまざまな加工ができる万能性のあるシートと言えます

シートの硬さは、製造年によってバラつきがあるように感じます

近年のシートはどちらかというと柔らかめ、というより気密性が落ちてフワフワ?スカスカ?のような感触です


車種によっては同じ部品を使っています
YZF-R3も同じシートになります、これはみなさん分かりましたか?


HONDA ADV150 (5位)


シートの硬さが目立つのはHONDAの車両全般に言えること

足つきの悪さが感じられる意見もありアンコ加工での改善を希望する人も多いです

加えてアンコの厚みが薄いので、お尻が痛くなることも考えられます

改善ポイントはこんな感じです


【アンコの厚み】

座面最大 4.5cm《ライダー側》


【改善方法】

クッション性をギリギリ保っている、アンコの厚みになります

それでも足つきを良くしたい人は___

サイドをメインにアンコ抜きしましょう

座面1cm、サイド2cmをそれぞれ抜き→場所によっては座面の抜ける量が限られてしまうので、サイドは限界の2cmまで抜いてしまいましょう


これにより足つきは改善しますが、確実にクッション性は低下します

PCXから乗り換えた人で、ADVを乗りやすく感じる人…それはきっと車両性能がいいからです

形状の違いは若干あるものの、じつはアンコの厚みや抜き量の差はありません

シート性能の勝敗は引き分けになります


足つきに違いを求める人には残念な結果になっています


SUZUKI Vストローム250(6位)


この車両の乗られている人

おめでとうございます!ほぼシートには悪い部分はありません

そんなインプレや口コミ記事を見て…


『 そんなわけないだろ! 』


そう言いたくなりませんでしたか?

本来であればアンコの厚みも十分にあり、クッション性も足つきも問題ないシート形状です…

じつは違う問題があるのです


『 足の曲がりがキツい!! 』


そう感じている人、きっといるはずです

では、シート改善していきましょう


【アンコの厚み】

座面 最大6.5cm《ライダー側》 座面 最大6cm《タンデム側》


【シート改善】

膝の曲がりがキツく感じる人は___

アンコ盛りをしてシート高を上げましょう

先端から中央部部まで最大8cm盛り座面がフラット形状になります、足つき性は悪くなりますが可動域が広くなるメリットがあります

先端と中央部をつなげるように最大3cm盛り膝の曲がりは解消され、クッション性も上がるのでオススメです


アンコ盛りをする際は、サイドの厚みに注意してください

座面の高さが上がった分、サイドを細身にすることで足つき性を極力悪くすることがないよう加工を依頼しましょう


もちろん中には、足つきが悪いと感じている人もいるはずです

アンコの厚みは十分あるので、座面とサイドをバランスよく抜けば大丈夫です


まとめ


人気車種だからといって、それが乗りやすいにはつながりません

場合によっては乗りにくさを感じることもあります

そんな時はアンコ加工をオススメします


アンコ加工することによって、座り心地や足つきは確実に改善します

今回の提案を見て


『 それ、わかる! 』


と思った人は、ぜひ加工を実践してみてください



最後に

バイクシート加工は正しく業者を選ぶことが肝心であり、それが成功する秘訣になります

全国には、みなさんがお金を払う価値もないほどの加工を、平気でしている張替え業者があります

どうかいろいろな情報を知ることで回避してください


今後もシート加工、張替えを考えている皆様に私の知識がお役に立てればと思います

アンコ加工
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