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シートの張替えするから、スベらない生地にしようかな…
あなたは、どんな生地がスベらないのか知っていますか?
【この記事では】
☑️スベらない生地をえらぶ
☑️スベらない生地をえらぶデメリット
☑️自分の要望で生地をえらぶ
について解説していきます。
残念ですが
現在販売されている車両のシートはスベるものが多いです。
生地を張替えて、シート性能をあげましょう。
そこで
シート張替えをする場合は、スベらない生地をオススメします。
【この記事の執筆者】
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自己紹介と実績です
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みなさんにとって最高のシートを作るために日々精進
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今現在も1年で5000個ものシートを加工し続ける
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結論から言うと
スベらない生地はこの2種類だけです。
- ディンプル生地
- ノンスリップ生地
その理由は
他の生地とくらべてグリップ性があるからです。
具体的に言うと
カーブの時にお尻がスベりすぎることもなくなり、適切なグリップ感を得られます。
つまり
シートのスベリに不満を感じていた人にオススメです。
スベらないシートになると、腕や太ももを踏ん張る必要がなくなります。
つまり
長時間の運転もラクになるというわけです。
張替えを考えている今だから、シート性能をあげるべきです。
それではいってみましょう。
スベり止め効果がある生地2選
![スベり止め](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/54B44139-3827-410E-8230-F14F41CBCF09-1024x576.jpeg)
![](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/06/7057C67E-801A-48D7-9743-8FADFD7F5870.png)
シートがスベるから、ブレーキのたびに前にズレるんだよ!
お尻がスベるとポジションが安定しません。
シート形状にもよりますが、生地を変えるだけでスベりはふせぐことができます。
張替えでは
ディンプル生地、ノンスリップ生地をえらびましょう。
![ディンプル 生地](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/FF0C1B36-E77A-4DF1-850B-C5DD3E71543D-edited.jpeg)
![ノンスリップ 生地](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/F00225EA-0E57-47F5-99B1-11EEAC617A9D-edited.jpeg)
表面がゴム質になっているので、摩擦力をあげています。
これがスベらない生地の条件なのです。
グリップ性能をもとめる場合は、この2種類以外はえらんではいけません。
スベらない生地のデメリット
![デメリット](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/77164CBE-3AD1-45B9-A711-5E3137A9E69C-edited.jpeg)
ノンスリップ生地
純正生地やその他の張替えの生地とくらべると、スベりにくさは十分に体感できます。
しかし
のびやすい生地になるので、ハリが弱いと座りシワがでます。
夏場は暑さによって、とくにのびるので注意しましょう。
依頼する業者の技術不足によっては、座りシワが出るので気をつけましょう。
バイクシートで使われる生地には、それぞれデメリットはあります。
生地の中には、張替えにオススメできない生地があることを知っていますか?
『アルカンターラ』生地で張替えを考えている人は注意が必要です。
値段は?防水性は?
結論は
張替えすることをオススメしません。
ディンプル生地
純正シートでも使われているので認知度も高く、張替えの際にえらばれることが多い生地です。
しかし
スレに弱い印象があります。
バイクシートは、体重移動などで表面とお尻がスレた状態にあります。
そのスレによってシートは劣化していくのです。
張替えサイクルは通常2〜3年ほどですが、ディンプル生地はそれよりも早く劣化します。
劣化した部分は表面にテカりができ、スベりやすくなってしまいます。
ディンプル特有の浅い凹みが生地全体にあるので、その部分から穴があいてしまうのです。
自分に合ったシートの生地をえらぶ
![](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/E9498511-DDCE-4A68-BED1-BBAAA5555DAB-edited.jpeg)
スベらない生地じゃないものをえらぶ時は?
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もちろん人によって張替える条件はちがいます。
とにかく安価で
乗れれば問題ないので、安価にしたいと思う人も多いでしょう。
【俺のバイクシート ブログ調べ】
シート張替え最安値はこちら
《50ccスクーター》
ここまで安いのは、正直ビックリです。
TERUI SEAT(照井シート)
《価格》
4200円〜
原付以外のバイクシート張替えや、アンコ加工もできます。
詳しくはこちらをご覧ください。
業者によって価格はちがいますが、一般の生地をえらべば大丈夫です。
追加で加工をしなければ、安値で張替えができるでしょう。
バイクシートはしっかり下調べをすると、予算よりも安く張替えできます。
あなたの要望にあった業者は必ずあります。
照井シートも含めて関東圏には、数多くの張替え業者があることを知っていますか?
![](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/08/0F06C453-A804-422B-8ADA-60E7D4545538.png)
アンコが傷ついているんだけど…
安くしたいから、できればそのままで…
アンコが劣化していたり、欠損している状態でも張替えはできます。
しかし
そのままの状態で使い続けると、シート内でさらに劣化が進むのです。
![バイクシート アンコ劣化](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/9A5DC52A-1DC0-4842-AF28-1CDB97BDF4FB-1024x768.jpeg)
結果として、アンコの修正が必要になります。
シートが破れてしまった場合、張替えか補修か悩みますよね。
小さなキズや破れは自分で補修することもできます。
ですが
その後の張替えにそなえて、アンコが傷まないようにする工夫が必要です。
イメージを変えたい
生地の色を変えることによって、シートのイメージはガラリと変わります。
生地には特殊なパターンもあるので、取り入れてみてはどうでしょう?
![クロコダイル 生地](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/3389C9C5-77AF-4BDB-925A-284209CCD6B2-edited.jpeg)
![オーストリッチ 生地](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/8C2B8950-D085-4D03-B0C8-E64861F52B24-edited.jpeg)
タックロール、鋲やボタンなどの加工を追加すると大きくイメージが変わります。
![KAWASAKI Z900RS カスタムシート](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/11/z900rs-custom-bike-seat-1024x555.png)
さまざまな色の生地を取り揃えている業者もあります。
色の細かな要望も応えてくれるはずです。
グリップ性のある生地とあわせることによって、見た目と性能の両方を上げることもできます。
できれば今の雰囲気を変えたくない
![](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/08/image-1.png)
旧車に乗っていて、バイクのイメージを変えたくない
そう思う人は、オリジナルの生地に近いものをえらびましょう。
黒色の生地を、より多く取り扱う業者をえらぶことがベスト。
オリジナルに近い雰囲気のものを見つけることができます。
サンプルを取り寄せて生地えらび
![生地 サンプル帳](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/9EBFEFB7-ACAD-4ABB-A002-D639B09D41D4-edited.jpeg)
なんかイメージと違った…
![](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/08/0F06C453-A804-422B-8ADA-60E7D4545538.png)
仕上がったシートを見て、こう感じる人もいるはずです。
そうならない準備も必要です。
結論から言うと
サンプル生地を取りよせましょう。
ホームページではわかりにくい、細かな色合いを確認できます。
![バイクシート生地 サンプル](https://orenobikeseat.com/wp-content/uploads/2021/10/2972405E-2218-460F-83B0-16661763B074_1_201_a-1024x972.jpeg)
業者によっては、無料でサンプルを送ってもらうことができます。
つまり
しっかり自分のイメージにあったものをえらべるはずです。
無料という特権をいかして、たくさんの中からえらびましょう。
業者によってあつかう生地の数はちがいます。
一般的な色から変わった柄物まで。
100種類以上から千単位まであつかう業者なら、あなたに合った生地が見つかります。
まとめ
グリップ性のある生地を希望するときは
- ディンプル加工
- ノンスリップ加工
この2種類からえらびましょう。
理由は
スベり止め効果のある生地は、この2種類しかありません。
シートを張替える理由はさまざまです。
理由を明確にすることによって、生地もえらびやすくなります。
- とにかく安価で
- イメージを変えたい
- できればそのままの雰囲気で
安価で張替える場合は、アンコの状態を確認してください。
アンコの状態によっては、修正が必要になることもあります。
アンコが劣化したままでの張替えはオススメしません。
シートの色が変わると、バイクのイメージは変わります。
車体全体のバランスを考えましょう。
イメージを変えたくない人は、現在の生地に近いものをえらびましょう。
張替えが終わったシートをみて、想像とちがうこともあります。
そのための準備は必要です。
サンプルで確認することで、細かな色合いを確認しましょう。
無料のサンプルを取り寄せて、あなたにあった生地を選びましょう。
張替えで性能を上げることも1つの方法です。
しかし
バイクに乗る上で、シートの悩みといえば防水性が考えられるでしょう。
防水性を気にせずに張替えをしても、良い結果は生みません。
基本はシートを水に濡らさないことが大事なのです。
詳しく知りたい人は、下の記事をご覧ください。
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