【できる?できない?】バイクシート張替え 最強最悪なシート6選

シート張替え

梅雨の時期はどうしても天候を心配しなければなりません。

この日のためにシートを張り替えたのに、雨が降ってツーリングの延期。

こんな経験ないでしょうか?


  • 何言ってんの!俺は雨が降っても乗るよ!
  • シートが濡れたら…困るなぁ
  • レインウェアにレインブーツ、あと防水バックにしてる
  • 防水のスマホカバー、あとUSB電源も防水仕様にしてる


雨の日のライディングのためのグッズはあります。

しかし

残念ながらシートの防水対策はむずかしいのです。

張り替えたシートのみならず純正シートにも同じことが言えます。


ですが…

最強の防水性を持ったシートが存在するのです。


なんだよそれ!
それじぁ俺たちの気にしてる防水ってなんなんだよ!!


どうしても防水性は気になりますよね。


初めましてNAN^2です

シート加工はバイクを乗る人によってさまざまです

過去累計70000を超える加工実績を持ち、いま現在も1年で5000ものシートを加工し続けています

その中でもアンコ加工に関しては、業界でも右に出るものはいないんじゃないかと思います

この記事は

お客の要望を第一に考え、経験と知識で最高のシートを作り上げるために日々精進している

私が詳しく解説していきます


そんなシートですが…

結論から言うと

張替えどころかアンコの加工もできない、最悪シートなのです


何が最悪なのか解説していきます。


それではいってみましょう。


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最強最悪なシート 車種6選

では何が最強最悪かを説明します。

バイクシートの張替えはシートベースの上にアンコ(ウレタンフォーム)があります。

そして、別で用意した表皮を被せることが一般的な加工になります。


じつは今から例としてあげる車種のシートは、一体成形の構造になっているのです

 ※一体成形とはアンコと表皮がすでに接着されている状態のことを言います

したがって表皮が剥がせないので、今の状態の上に被せて張らなければいけないのです。


表皮が剥がせないの、アンコ抜きなどの加工はできません

盛り加工は、できる場合もありますがアンコがうまく接着できないなどのリスクを伴います


実際に乗られている方はわかりますね。

これらのシート…

表面がメチャメチャ硬くクッション性が極端に悪いのです


しかも滑りやすいというオマケ付きです。

まったくいいことがないシートになります。

ですが

通常のシートとはちがい、縫い目がないので水の侵入はありません。


防水性は心配する必要はありませんが、表皮が剥がすことができないので今の状態の上から別の表皮を被せることになる

これによりシートの硬さがダイレクトに伝わってしまう

まさに最強(防水性)、最悪(クッション性)のシートなのです


防水性というより、もともとの構造になるので性能ではないかもしれません。


ホントにそんなシートがあるの?


そう思った人もいるはずです。

みなさんが知っている人気車種も最強最悪シートなのです。


もしかしたら…自分のシートも加工できなんじゃないか?

そう思った人は、しっかりと知識をもった張替え業者に相談してみましょう。



国産メーカー


【HONDA VFR1200F】

ツアラータイプのバイクとして有名で、その独特なシート形状が特徴。

すでに生産が終了しているにも関わらず加工や張替えの需要は高いシートの一つです。

シートが固いことや、滑りやすいことが原因になります。



いままでずっとシートが硬いと感じていた人…

アンコと捲った表皮がくっついていることがわかりますか?


【SUZKI ジクサー 250】

現行モデルとしては、珍しい一体成形のシート。

パッと見はアンコと表皮が分離しそうに思えますが、このシートも表皮が剥がせません。

フロントシートだけでなくリヤシートも一体成形になっています。

 ※一体成形は2020年以降に販売されている車両になります


アンコ抜きをして足つきをよくするという加工はできないので購入時には注意が必要です


海外メーカー


  • BMW R 1200 S
  • BMW K 1300 S
  • KTM DUKE (初期型)
  • MV AGUSTA ブルターレ800
  • Buell XB125



海外メーカーでは他にも、ハーレーダビッドソン等でも一体成形のものが確認できています。


海外メーカーのシートは、これらの以外にもあるので車種というよりもメーカーに注意が必要です


見分け方のコツは座面の表皮が指で摘めるかどうか

タンク周りがせり上がっている形状部分、フロントとリヤの境目の傾斜になっている部分の表皮がアンコと接着されているなど

これらがある場合は一体成形の可能性が高いです

まとめ


バイクシートの中には、特殊なものがあると知っておきましょう。

アンコと表皮がくっついた一体成形のシートのことです。


クッション性がなく滑りやすいというデメリットもあります。

ですが、水が染み込みにくいというメリットもあります。

国内メーカーのものもありますが注意すべきは海外メーカーです。

アンコの加工等が場合によっては難しくなることがあるので注意してください。


シートのメリットやデメリットを知りたいときに、評判や口コミをみてはいませんか?

あなたが張替え依頼を考えている業者にも、さざざまな評価があるはずです。

張替え業者の詳しい評判や口コミを知りたい人は、下の記事をご覧ください。


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